わかさ茶屋

『くらま辻井』の味を大原で

wakasa
呂川沿いの三千院参道へ向かう坂の入り口、右手に位置する『わかさ茶屋』。軒先には漬物樽のディスプレイが7個、横一列に配置され、丁寧に“木の芽煮”や“山椒じゃこ”などが並べられ、その奥でお母さんが素敵な笑顔で出迎えてくれる。店頭の左右には、どちらから歩いて来ても目につくところに『京つくだ煮 くらま 辻井』の木製の看板が立て掛けられている。大原と鞍馬。車で30分もあれば移動できる距離にあり、ともに“京都市の北部に位置する由緒ある観光名所”という点では確かに共通するのだが・・・。



「主人が仕事でよく鞍馬に行ったときに、辻井さんの木の芽炊きを持って帰ってくれましてね。それで『美味しいなぁ』と思っていたので、大原で扱わせてもらえないですか、とお願いして、ここで売らせてもらうようになったんです。」自身が気に入った老舗の味。わかさ茶屋では、数を絞って6種類の木の芽炊きとしば漬けのみを扱っている。

「ファンになったから。それだけなんです。」
自分が食べて美味しかったから。だから店頭には他の店の商品などは並べない。それは決して頑なではなく、「自分がファンだから、お客様にも喜んでもらると」思ってのコダワリ。「ここに置いているのは定番の商品だけなんです。もちろんどれも人気がありますし、お好みはそれぞれお客さまにありますから、どれを、と言うのは難しいですね」。オススメを尋ねても、好みの押し付けはしない。そんな奥ゆかしさと笑顔のもてなしに、旅の疲れを癒されながら土産物を選ぶのも一興だろう。
wakasa2wakasa1

アクセス