原民芸社 黄櫨

開放感あふれる“焼き物”屋さん

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大原の里は大自然に抱かれる空間が心地よい。ここ『大原民芸社』は半透明の大きな屋根の下、足元は石畳となった半屋外の“オープンスペース”となっていて、明るくやさしい太陽光に包まれながら、ずらりと並ぶ品物と戯れることができる。
そこには清水焼や信楽焼を中心に、何かにとらわれすぎることなく、美しい焼き物が木製の棚や赤い毛氈の上に丁寧に置かれていて、自由に見てまわることが楽しい。緑が豊富な庭と借景の山なみとが相まって、澄んだ空気はもちろん、入念に掃除されているのも安らぎを与えてくれる、そんな空間だ。

落ち着いて選べるから人気

上品な茶碗や湯呑み、存在感のある花瓶やちょこんと置かれた一輪差しなど、見ているだけで飽きない店内。「おじいちゃんが元気だった時は、もっと熱心に商売をしとったんやけどねぇ」とは、現在の店主であるおばあちゃん。訪れる人にあれこれを勧めることはせず、奥の椅子に座ってのんびり。だから品物をゆっくり吟味できると、訪れた人からは喜びの声も。

数百円から揃う品物は、どれも良心的な価格で、ついついあれもこれも欲しくなる。松や楓が茂る庭では、竹垣や石灯篭が風情をかもし、その合間から愛らしい信楽焼のタヌキが「こんにちは」。そんな贅沢な場所で、ゆっくりお土産を吟味してみませんか?
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