浄蓮華院

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【気楽にお寺に泊まる】
大原の山中にひっそり佇む浄蓮華院の多紀頴忍住職は、宿坊のコンセプトを一言で表わす。「若い方、年配の方、時には海外からお見えになる方まで、幅広い層の方が」訪れるという同坊は、襖で隔てた3室を“宿坊”として用意しており、「隣の方の迷惑にならない程度なら」とアルコールの提供も行い、夜の11時が消灯時間に。

「写経や座禅は希望された方」には朝の6時ごろ起床で体験が可能だが、「旅でお疲れの方も多いので」ゆっくりとした時間に朝食を摂る人も少なくないという。

静寂の中でゆったり流れる時間

聞こえてくるのは鳥のさえずりか川のせせらぎのみ。「テレビもないので夜に写経をしてすごされる方もおられます」

そんな人里はなれた宿坊を訪れて、精進料理をいただく。清々しい気持ちに筆が走るのか、訪れた人は各々の思いをノートに記して帰途に。拝見すると達筆な年配と思しき方からかわいい今時の絵文字まで、個性豊かに連ねられている。「敷居は高くないですよ」と優しい笑顔で住職は旅人を歓迎する。「準備の加減で遅くとも夕方の5時までにはお越し下さい。散策に行かれるもよし、お風呂に入るもよし、です。タオルと寝巻きだけはご持参下さい」。

そんな温かい心のもてなしが人気をよび、9月末頃には11月の予約で部屋は埋まるのだという。気持ちゆったりの宿坊。予約だけはお早めに。
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