乙が森

春の道

乙が森

【乙が森(おつがもり)】森の中は大蛇の絡まったような大きな藤蔓があり中央に龍王大明神の碑が建てられている。大原川の上流にある女郎ヶ淵に身を投げた「おつう」という女性が蛇身となって川を下り、この森で自分を捨てた若狭の領主の行列を待ち伏せして妨害したので、松田源太夫という侍が退治してその尻尾を花尻の森に埋め、頭の方を乙か森に埋めたとも言われている。早朝の大原で出現する朝もや「小野霞(おのがすみ)」は大蛇の姿にたなびくと言われている。

小野霞

 

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